今更ながらパオジアンexデッキの回し方について記事にしてみました。
「回し方も何も、セグレイブ立てて大ダメージ出すだけでしょ!」と思うかもしれませんが、パオジアンデッキを回してきて知見も貯まってきたので、ぜひ読んでみてください。
基本情報
【デッキコード】LLQLgN-VjNhF4-PNgnLN
■特徴
・青天井の火力
・2進化のセグレイブが立たないと大ダメージを出せない
・パオジアンのHPは220と低め
・パオジアンの特性頼りなことが多く、頂きへの雪道に弱い
■デッキリストについて
バトルVIPパスは後攻にカイで確定サーチするためだけなので、サイド落ち含めて2枚だけにしています。ただスーパーエネルギー回収のコストにもなるので、4枚投入でも良いと思います。
ポケストップを入れるなら4枚入れたいです。
ふしぎなアメはトラッシュしたくないので、博士の研究少なめ、ナンジャモ多めにしています。
入れ替え札4枚+スケーターズパークを入れて、パオジアンをグルグルしてわななくれいきを使い早めに山札から水エネルギーを集めることを目標としています。
セビエには2種類ありますが、バトル場スタートしても1ターン目から手貼りでベンチのパオジアンと入れ替えられるHP60の方を使うのがメジャーです。
ロストマイン対策でHP70のセビエを採用する人もいますが、先行2ターン目からロストマインを撃ってくる尖ったデッキとはなかなか当たらないので逃げエネ重視で良いと思います。
環境デッキとの有利不利
・悪リザードン:有利
⇒先行2ターン目に「げっこうしゅりけん」でヒトカゲ・ポッポを狩れる
⇒終盤であればHP330のリザードンを倒すことも可能
・雪道ミライドン:不利
⇒雪道で特性を止められるとデッキが回らなくなる
⇒ミライドンの打点220がパオジアンのHP220とピッタリ。
一方ミライドン側には「勇気のおまもり」を貼られ270ダメージ必要な時がある。
・サーナイト:やや有利
⇒「げっこうしゅりけん」でラルトス・キルリアを狩れる
・ルギア:不利
⇒ルギアVSTARの打点220がパオジアンのHP220とピッタリ
⇒カビゴンを倒すのにパオジアンをぶつける必要がある
・ロスギラ:やや不利
⇒雪道で特性を止められるとデッキが回らなくなる
⇒パオジアンにウッウで110ダメージ受けると、ベンチに逃げても終盤ロストマインで回収されてしまう。
・ミュウVMAX:やや有利
⇒青天井火力のためミュウVMAXを一撃で倒せるが、エネ不足で倒し損ねサイコジャンプされるとかなり厳しい
デッキの回し方
・セグレイブを立てる
・エネを集めて大ダメージを出す
が基本の動きですが、もう少し詳しく解説していきます。
序盤の動き
【先行の場合】
①セビエ、②パオジアン、③かがやくゲッコウガを場に展開します。余裕があれば2体目のセビエを置いても良いですが、後攻1ターン目で倒されることはマレなので優先順は4番目でOKです。
相手のデッキが後攻1ターン目から殴ってくるデッキ(雪道ミライドン、ロスギラ)で、バトル場がセビエで終わりそうなときは2体目のセビエ準備の優先順は上がります。
【後攻の場合】
カイからバトルVIPパスを拾いに行きセビエを展開します。次ターンにボスで呼ばれることも考え2体は並べたいです。
相手のデッキにがかがやくゲッコウガが入る場合(ロスギラ・パオジアン)、マナフィを忘れずにおくこと。
なので最悪パオジアンは1ターン目には出せなくても良いです。
中盤の動き
パオジアンの特性でどんどん山札から水エネルギーを手札に集めます。
相手のポケモンを倒すのに必要な水エネルギーが集まっているのであれば、ハイパーボールのコストに水エネルギーをトラッシュしても問題ないです。
手札に集めたエネルギーは極力きょくていおんで場のポケモンにつけるようにしましょう。ナンジャモやジャッジマンを使われてしまうと、再び水エネを山札から集める必要が出てきてしまいます。
1枚だけエネルギーを残し、次ターンのかくしふだ用に取っておくのもアリです。
次ターンにセグレイブが倒されてしまっても良いように、2体目のセグレイブを準備しましょう。
と言っても2体目のセグレイブを準備するのはなかなか難しいので、次ターン進化できるようセビエをベンチに出しておけばOKです。
雪道を貼ってくる相手(雪道ミライドン、ロスギラ、ミュウVMAX、非エクなど)の場合、スタジアムやロストスイーパーは極力温存しましょう。
終盤の動き
山札の中の水エネルギーがかなり少なくなっているはずなので、山札の中の枚数に注意してわななくれいきを使いましょう。状況によっては「すごいつりざお⇒わななくれいき」という順番になると思います。
終盤となるとトラッシュに水エネルギーがかなり溜まってきているので、手札・山札のいらないカードをどんどんトラッシュに送り、ナンジャモやツツジをくらってもスーパーエネルギー回収(もしくはカイ)が引けるような状況にしておきましょう。
デッキパターン
ビーダル型
【デッキコード】LHLgHN-D6NxKH-gNnLgL
頂きへの雪道を貼られても、ビーダルの特性で手札補充⇒解決札を手札に引き込む。
きょくていおんはビーダルにもエネ加速できるため、よくある「ビーダルをバトル場に呼ばれて逃げられなくなる」という状況も発生しません。
きょくていおんで場のポケモンに水エネルギーをつけまくって手札を減らし、はたらくまえばでゴソッと山札を引くと気持ち良いです。
パルキア型(パオパル)
【デッキコード】xxKDDc-dT3KX6-8cxxxD
パルキアのスターポータルによるエネ加速ができるため、2ターン目にセグレイブが立たなくてもげっこうしゅりけんやヘイルブレード300ダメージが可能。
パルキアVSTARはHPが280あるため、220ラインを狙ってくるデッキ相手には1ターン貰うことも可能です。
アルセウス型(ゴッドパオジアン)
【デッキコード】PQLngN-IjRha7-LnnHLg
相手のベンチにマナフィがいようとも、スターバースで必要なカードを揃え
①クロススイッチャーで相手のマナフィをバトル場に、こちらはゲッコウガをバトル場に
②キャンセルコロンでマナフィの「なみのヴェール」を無効果
③げっこうしゅりけんでベンチ狙撃
を狙うデッキです。
ロスギラやサーナイト、悪リザのデッキはこれをやられるとキツイ・・はず。
パオジアンミラーでこれをやられると、プレイ続行する気を無くしてしまいます。
この他にも
・セグレイブのエネ加速を利用したバレット型
・セグレイブを入れずケイコウオの「うみのばんそう⇒エネルギーつけかえ」でパオジアンを起動させる型
などがあります。
まとめ
最近は悪リザードンを使う人が増えてきました。
他のデッキではHP330をワンパンすることは難しいですが、青天井火力のパオジアンなら可能なので、ぜひ使ってみてください。