皆さんはキョジオーンexというカードをご存じだろうか。
スカーレット&バイオレットシリーズのプロモカードパック第4弾に収録され、レホール、デカヌチャンと同様にこのプロモカードパックでしか入手手段が無いカードである。
次ターンのダメージを-60するワザを持っているが、登場当時はまだあなぬけのヒモが現役であり軽減効果をキャンセルされてしまうため活躍することはなった。
・・・が、あなぬけのヒモは2024年1月26日をもってスタンダードレギュレーションでは使用できなくなった。
そこで今回キョジオーンexについて考察してみようと思う。
キョジオーンexのおさらい
性能
HPは悪リザードンを超える脅威の340!
HP340のポケモンは、他にはドダイトスex、ラウドボーンex、フシギバナex、バンギラスexしかいない。
草弱点なので、悪リザのついでに倒されそう
特性は現環境では活きることは少ないが、ワザブロックハンマーの要求エネは闘闘無でダブルターボに対応しており、ダブルターボを貼らなければ2撃で悪リザを倒せる。
進化前
コジオのHPラインは60~70。どれもなかよしポフィンで持ってこれるので安心。逃げエネは少ない方でも2つ必要なので、ワンチャン相手を縛れるおいつめるのコジオが良さげ。
ジオヅムはどちらもHP100で、げっこうしゅりけんでは倒されない。
ただ特性は無くワザも両方ともイマイチ・・・。
分岐進化先
どちらの特性も回復効果なのでキョジオーンexと相性が良い。
めぐみのしおの方は自分のポケモン全員を20回復するため最大120回復が見込め、エナジーがんえんの方は1体のみ回復だが回復量が10多く、トラッシュからエネ加速ができる。
戦うポケモンをグルグルすることは無いので、エナジーがんえんの方が良さそう。
シナジーのあるカード
ヘビーバトン
ワザを使うのに必要なエネルギーが3エネと重いため、ヘビーバトンを採用。
「だったらカウンターカイナでいいじゃん」となりそうだが、対カイナは弱点でワンパンできる。
岩のむねあて
岩のむねあてをつければワザの-60と合わせて毎ターン-90できるが、ヘビーバトンの方が優先か。
エイチ湖
岩のむねあてよりは落ちるが、-20は嬉しい。
ネオアッパーエネルギー
エーススペックの枠にはHPの上がるヒーローマントを入れたいが、ポケモンのどうぐはもうお腹いっぱいのためこちらをチョイス。
簡単に入れ替えのできるデッキでは無いので、プライムキャッチャーよりもエネ問題を重視。
デッキリスト案
【デッキコード】cGD8c8-zDiwt5-D4xYcD
回し方のイメージ
後攻を取った場合はペパーからポフィンで展開&エヴォリューションまでいきたい。エヴォリューションして余ったアメはピジョットexを育てるのに使う。
先行を取った場合は1体目のキョジオーンexはアメでスピーディに育て、高耐久で耐えている間に2体目をジオヅム経由してゆっくり育てたい。
ヘビーバトンはロストスイーパーで外されても良いように2枚採用。ポケモンのどうぐが多いためペパーは4枚。
暗号マニアはガッツのつるはしと合わせることで、確定エネ加速にも確定サーチにもなる。
採用を悩んだカード
■ビーダルライン
博士の研究やナンジャモといったドローソースとなるサポートを採用していないため、本当は入れたい。・・・が、簡単に倒されるためビッパを2体並べたい⇒ベンチがパンパンになるため断念。
同じ理由でイキリンコex+コライドンexも断念。
■エヴォリューションの2枚目
後攻を取った時にサイド落ちしていると絶望する。ただデッキ枠に余裕が無い。
2進化デッキはベンチもデッキ枠も余裕が無い
■アクロマの実験
アメを抱えつつ必要なカードだけ手札に加えることが出来る、2進化デッキ御用達のカード。
入れるならウッウ+かじばのいっぱつも入れたくなる。
終わりに
同じくダメージ軽減のワザを持つポケモンにはヒスイヌメルゴンVSTARがあります。
キョジオーンと比較して
優れている点
ダメージ量・軽減量・弱点無し・2進化・回復特性
劣っている点
HP・エネ2色要求・竜弱点のポケモンがいない
と言ったところでしょうか。
うーん、ヒスイヌメルゴンでよくね??
それでは
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