2024年1月26日(金)に、ポケモンカードの新弾「ワイルドフォース」「サイバージャッジ」が発売されます。
相変わらずポケカ人気は続いており、どちらか片方しか購入(もしくはその抽選に参加)できないこともあり、「どっちのパックを買うべきなのか」迷うと思います。
両方買えればいいんだけど・・・
結論から言うと『ワイルドフォース』の方がオススメです。
(2024年1月20日時点で公開済みの情報より)
ここでは「ワイルドフォース(古代)」「サイバージャッジ(未来)」どちらが良いボックスなのか、現在判明している収録カードから独自の点数付けをして比較していますので、「ワイルドフォース」をオススメする理由を確認してみてください。
(収録が判明しているカードでも、注目度が低いと思ったカードは掲載しておりません)
exポケモン
「ワイルドフォース」
■ウガツホムラex:7点
3エネ260はコスパ良いが、現環境で仮想敵がいない気がする。
相変わらず(?)HP230あるのは優秀。
■ウネルミナモex:5点
特性こんぺきはとうはヒスイヌメルゴンのアイアンローリングの被ダメ-80などを消すことが出来るが、今の対戦環境では対策必須なものは無い。
ワザも条件があるわりには打点が低い。
■タケルライコex:8点
古代のカードはオーリム博士の気迫やスナノケガワexなど「トラッシュから場のポケモンにエネルギーをつける」効果のカードが多く、また大地の器でエネをトラッシュに送りつつ多色エネを手札に加えることもできるため、きょくらいごうを強く使える。
■ゲンガーex:6点
特性むしばむのろいは重複するので、場に4体ゲンガーexがいる場合エネを1つ手貼りするとダメカンを8個乗せることになる。
■ウミトリオex:5点
上ワザトリコロポンプはベンチ狙撃もできて偉いが、最大打点が180というのが惜しいところ。240まで出せれば話は変わってくるのに・・・。
■ドダイトスex:7点
上ワザは1エネで使えて、既存のドダイトスともシナジーがあるため優秀。
相変わらず逃げエネは重い。
「サイバージャッジ」
■テツノイサハex:5点
奇襲ができる特性ラピッドバーニア。テツノイサハexを毎ターン出してアタッカーをぐるぐる変えて戦うのが面白いかも。
■テツノカシラex:8点
「未来」のポケモンのワザが+20される特性コバルトコマンドは単純だが強い。ブーストエナジー未来も足せばワザのダメージに+100となる。
テツノカイナexのごっつあんプリファイが220出るようになるので、たねのex,Vポケモンをごっつあんして2ターンで試合終了するかも。
■テツノイワオex:3点
上ワザの「このポケモンがワザのダメージを受けたとき」の条件は、ボスの指令で避けられるのでなかなか成功しない。また下ワザはダメージが大きくないのにエネトラッシュが重すぎてイマイチ。
■ガオガエンex:8点
特性ハッスルプレーにより、最高で炎1エネでブレイズボム240点を使うことが出来る。・・・が、場にニャビーが見えた時点で相手はベンチを絞るので1エネは難しいかも。
特性でワザマシンを使う時のエネが減ることも覚えておきたい。
■リキキリンex:6点
特性テイルアーマーにより、パオジアンex・ミライドンex・ミュウex・トドロクツキex他からワザのダメージを受けない・・が、トドロクツキexのくるいえぐるの効果は受けるのでミストエネルギーを貼って防ごう。
メタ特性を持つポケモンなので、打点は120~130ぐらいかと思いきや160ある。
■ハッサムex:7点
非エクのハッサムと使い分けができる。
240出るのは偉く、パオジアンexは1エネトラッシュだけで倒すことが出来る。が、VMAXや2進化相手には必ず2回殴る必要がある。
非エク
「ワイルドフォース」
■ハバタクカミ:9点
特性あんやのはばたきは強いが、ベンチの特性は止まらないことに注意。
ハバタクカミが出る頃にはあなぬけのヒモがレギュ落ちしているため、バトル場からどかすにはボスの指令やカウンターキャッチャー、テツノツツミの特性ハイパーブロアーが必要となる(あと、でたとこサイクロン)。
■トドロクツキ:7点
上ワザあだうちやばねはトラッシュの「古代」のカードが多いほど打点が上がるワザ。てっきり「古代のポケモン」かと思っていたが、ポケモン縛りじゃないのでなかなか強いのでは。
■コライドン:8点
上ワザげんせいらんだで後攻1ターン目から180を狙える。オーリム博士の気迫があるので2エネも難易度は低い。
下ワザのひきさくは毎回効果を計算しないワザのイメージ。
■ジーランス:7点
特性きおくにもぐるで様々なコンボが産まれそう。
進化前のポケモンが「ダメカンの数」を参照するワザを持っていると、進化後はHPラインが上がるので最大ダメージを増やせたり・・とか。
■オーダイル:10点
非エクなのに強すぎ。特性トレントハートを使えば2エネ280は破格。
ただキバナがスタン落ちするのでエネ加速がやや難しい。水エネ加速と言えばセグレイブだが、2進化を2ラインデッキに入れるとカイがあっても事故りやすいので現実的でないかも。…と思ったけどパルキアVSTARがいた。
「サイバージャッジ」
■テツノイバラ:4点
上ワザは大ダメージを狙えるが使いにくい。専用デッキを組んだら化けるか・・・?
■テツノブジン:5点
下ワザマジェスティソードは強いが、たねex・たねVポケモンのHPラインである220に届いていないのが惜しいところ。ブーストエナジー未来をつけてあげよう。
■ミライドン:6点
上ワザアクセルピークでダメージを与えながら場にエネ加速できる。エネの付け方が"好きなようにつける"なのは嬉しい。
■ダーテング:4点
上ワザおいだしトルネードは、相手がベンチを埋めるデッキの場合システムポケモンだけ残して、戦うポケモンをエネや進化前と一緒に山札に戻すことが出来る。
面白いワザだが実運用は難しそう。
■メタング:6点
特性メタルメーカーはエネ加速の特性だが、「4枚」「基本鋼エネルギーだけ」という制約がきついのがネック。
進化した時だけでなく毎ターン使える特性なのは強い。
トレーナーズ・特殊エネ
「ワイルドフォース」
■なかよしポフィン:10点
レベルボールがレギュ落ちするので、代わりに出てきたポケモンサーチカード。
「ベンチ直出し」「低HPポケモンしかダメ」という縛りはありますが、2体出せるのは強い。
8割のデッキには入ることになるんじゃないでしょうか。
■緊急ボード:7点
「Uターンボード」「エスケープボード」に次ぐ3枚目のスケボー。
にげエネが1個しか減らないのは物足りないが、ビーチコートと違って相手に利用されないのは嬉しい。
■探検家の先導:7点
序盤は展開に必要なカードを探し、終盤はデッキ圧縮に使えるので、どんな時でも腐らないカード。トラッシュにカードを送るのが強いデッキでも活躍しそう。
話は変わるが、サポートは本編(ゲーム)に出てくるキャラをカード化して欲しい
■ビワ:6点
LO、コントロールデッキに入りそうなテキストのカード。勘弁してくれ。
「サイバージャッジ」
■ハンドトリマー:5点
ハンデスカードだが、トラッシュするカードを相手が選べるのでそこまで怖くないかも。
■暗号マニアの解読:7点
テツノイバラと合わせるには2枚だと少ない.。個人的にはキュレムVMAXの特性きょくていおんと合わせたい。
■ベルのまごころ:4点
自分のポケモンが「倒されずHP30以下で残る」状況にはなかなかならないので、使いどころが難しいカード。
サーナイトexの特性サイコエンブレイズで能動的にダメカンを乗せて使うのが良いかも?
■ミストエネルギー:6点
X(旧Twitter)では「ルギア強化!」とか「くるいえぐる・スターレクイエムも怖くない」とか騒がれていましたが、発売前だけ騒がれて実際誰もデッキに入れていないカードになるんじゃないかと思っているので、自分としては低評価です。
エーススペック
「ワイルドフォース」
■ネオアッパーエネルギー:4点
現状強く使えるポケモンがいないため、エーススペックの枠を使ってまで入れるカードでは無い。多色エネの優秀ワザ持ちの2進化ポケモンが出ることに期待。
■覚醒のドラム:3点
最大で6枚山札を引けるが、エーススペックを使ってやることが縦引きなのは弱く感じる。
■マキシマムベルト:7点
カビゴンのどっすんグースカが230ダメージに上がりたねexポケモンを倒せたり、ヒスイゾロアークVSTARのダブルターボ付きのろいをきざむが最大330ダメージに上がり悪リザを倒せたりできるようになる。
Vポケモン相手には打点が上がらないのは悲しい。
「サイバージャッジ」
■プライムキャッチャー:8点
サポート権を消費せずにボスの指令を使えるようなものなので、単純ゆえに強い。
■リブートポッド:8点
最大で6枚エネ加速は脅威。
「未来」カテゴリはエネ加速の手段が乏しかったが、このカードで話は変わってくる。
■ヒーローマント:7点
ミストエネルギーが収録され強制気絶を防げるようになったので、回復(or回収)ギミックと組み合わせると鉄壁を作ることが出来る。
ロストスイーパーで簡単にトラッシュされるのは悲しい。
AR
「ワイルドフォース」
■ハバタクカミ:7点
ハバタクカミはムウマと同じくポケモンとしての人気が結構あるので欲しがる人は多いと思います。
ゴーストタイプっぽさが伝わってくるイラストです。
■ジーランス:5点
あまり明るい色は使われておらず、深い海の中の感じが伝わってくる。
■チラーミィ:8点
■チラチーノ:8点
こういったストーリーのあるイラストは良いですね。
■ユキハミ:6点
リアルなタッチで雪山の朝の感じが伝わってきます。
「サイバージャッジ」
■テツノイバラ:5点
荒野に直立不動のテツノイバラが描かれたデザイン。
未来のパラドックスポケモンは、生き物的なイラストにしづらいのでしょうが、もう少し面白みのあるデザインが良かった。
■ダーテング:6点
■ジジーロン:6点
X(旧Twitter)で「日本昔話じゃねーか」と話題になったイラストです。
■シキジカ:9点
■メブキジカ:9点
チラーミィとチラチーノは時系列のつながりでしたが、こちらはイラスト自体が繋がっています。
四季の色遣いがキレイです。
SR&SAR
「ワイルドフォース」
■ウガツホムラex:10点
■ウネルミナモex:10点
■タケルライコex:10点
3枚とも古代に生きていた姿が描かれていて超カッコイイです。
イラストレーターは全部Teeziroさんなので、3枚とも同じタッチ・世界観なのが最高です。
■マツバの確信:7点
不人気になりがちな男性トレーナーだが、人気ポケモンのゲンガーが描かれているので人気出るでしょう。
「サイバージャッジ」
■テツノイサハex:10点
■テツノカシラex:10点
■テツノイワオex:10点
こちらの3枚も、全て同じイラストレーターnagimisoさんが描かれています。
自然と無機物の組み合わせが独特の味を出しています。
■ベルのまごころ:9点
人気が出そうな絵柄。
サイバージャッジのトップレアになるんじゃないでしょうか。
まとめ
まとめるとこんな感じです。
かなり拮抗していますが、ワイルドフォースの方がやや優勢です。
「ワイルドフォース」「サーバージャッジ」のどちらか片方しか購入できないのであれば、ワイルドフォースの購入をオススメします。
エーススペックは最低1枚あれば使いまわせる