スノーハザードを3箱開封しましたが、セグレイブは2枚しか出ませんでした。
3枚出たらパオジアンのデッキを作ろうと思っていたのですが、仕方なくパルキアVSTAR+アローラロコンVSTARを組み合わせた「パルキアロコン」のデッキを最近使用しています。
このデッキを使ってBox争奪戦に参加してきたのですが、2勝3敗という残念な結果となってしまいました。
今回その反省点を書いていきます。
■デッキ選択理由
パルキアの速攻性とアローラロコンによるメタ性能に期待しました。
アローラロコンVSTARの上技”スノーミラージュ”は「次のターン特性を持つポケモンからワザのダメージを受けない」という唯一無二の効果です。
(少なくともスタンでは。エクストラではいるのかな?)
環境にいるパオジアン・サーナイト・アルセウス・レジエレキあたりはアタッカーがみな特性持ちです。
ただ
・裏を引っ張られる
・頂きへの雪道で自身の特性を消して攻撃する
の2つの解決法があるので、結構突破されやすいでので注意が必要です。
ミュウVMAXは特性を持っていないため、スノーミラージュの効果は効きません。
ミュウ対策としてドラピオンVの採用しているデッキが多いですが、アローラロコンのVSTARパワー"ぎんせつスター"はベンチフル展開のミュウにゼロエネで420ダメージを与えることができるので、ドラピオンを入れる必要はありません。
対戦がドラピオンスタートになる事故を避けられるのは大きいです。
問題は水無無というエネの重さ。
水タイプのエネ加速には
①パルキアのスターポータル
②アルセウスのトリニティノヴァ
の2つの選択肢(+メロン)がありますが、アローラロコンはHPが低くトリニティノヴァのエネ加速後の格好のターゲットになることを考えパルキアとのコンビを採用しました。
アルセウスと組むとダブルターボを共有できる点が良いですが、打点が140に下がり2回攻撃してもサーナイトexを倒せないのはちょっと・・・。
■対戦結果
1戦目:ロトムVSTAR 〇
"そくせきじゅうでん"で手札が増えたのをジャッジマンで山札に戻してから相手の動きが止まりました。
ロトムが進化できず、「ポケモンのどうぐ」をトラッシュにも送れずだったので火力が全く出ず、ばつぐんグラス付き"スクラップショート"120ダメージをパルキアで受けることができたので2-2-2とテンポよくサイドを取りきることができました。
2戦目:サーナイトex ×
相手盤面にキルリアが並びリファインで手札が増えている状況だったのに、アロコンのエネが不安だったでネオラントでメロンを持ってきて、次ターンに備えエネ加速をしてしまいました。
案の定、次の相手ターンにボスでアロコンが引っ張られて倒されてしまいました。
相手の手札が多い状況だったので、ネオラントで持ってくるのはジャッジマンかナンジャモでないといけなかったです。
3戦目:雷バレット ×
またしても弱点対面。
ミライドンレジエレキであれば特性持ちが多いのですが、相手のデッキはやや趣味デッキ寄りで、ピカチュウVとピカチュウexが入っていました。
序盤に雪道を貼られてしまいスターポータルが使えず、なんとかシンオウ神殿に貼り替えてアロコンにスターポータルでエネ加速したのですが、展開間に合わずピカチュウでアロコンを突破されてサイドを取りきられてしまいました。
4戦目:ダークライVSTAR ×
ダークライVSTAR対面でお相手はベンチを絞り4体しか出さず、オリジンパルキアの"あくうのうねり"がこだわりベルト付きで270ピッタリ・・と思ったのですが、かがやくサーナイトを見落としており、250ダメージ鹿出ず倒しきることができませんでした。
序盤に博士でエネを4枚トラッシュし、その後ポケストップでダークパッチを2枚回収したり、スターアビスで使いまわされたりとうまい具合にエネを付けられました。
こちらはアロコンで突っ張りましたが、最後はセレナでベンチポケモンを呼ばれて負けてしまいました。
5戦目:黒馬ミュウツーVSTAR 〇
黒馬バドレックスVMAXは特性持ちなので、今回もアロコンで突っ張りました。
が、ミュウツーVSTARのサイコパージで一撃。
またしてもベンチを絞られオリジンパルキアの"あくうのうねり"で倒すことができず、スターレイドでベンチの2体のオリジンパルキア含め120ダメージずつ受けました。
事前に「いにしえの墓地」を出され手貼りをしていたので120+20=140ダメージ。HP280-140=残り120HP。
事前に霧の水晶でガラルフリーザーを山札から引っ張ってこられたので「サイコレーザーで終わりか・・・」と思っていたら"れいこくチャージ"の2エネしか付かず。
そのまま技が撃てずに1ターンもらい、オリジンパルキアでサイドを取りきることができました。
■反省点
アロコンの"スノーミラージュ"は突破手段が多く、進化元が見えた段階から相手は雪道なりボスなりを手札に抱えているのだと思います。
盤面に出した後は毎ターンジャッジマンやナンジャモを使えるような構築にしないと危険だと感じました。
また依然雷デッキの使用者は多く、アローラロコンVSTARがHP240と貧弱なのに、相方のパルキアも弱点で一撃で倒される可能性がありこのデッキのプレイングは難しいなと思いました。
一方カイを4枚入れているため序盤の展開が安定しており、エネ不足の場合はエネルギー転送、盤面展開を優先したい場合はバトルVIPパスと水タイプのたねポケモンを持ってきて3体展開したりと、臨機応変な戦い方ができます。
そのためたね切れやワザが使えず負けるような、いわゆる「ポケモンカードができない」という状況は起きないので再現性は高いと思います。