ポケカログ

ポケカにハマっている30代がデッキの回し方やカードについて語ります。たまにポケモングッズの話も

【黒炎の支配者】オモダカの考察とデッキ案3選

7/28発売の新弾「黒炎の支配者」でトリッキーなサポートカードが収録されます。

それがこちらポケモンリーグ委員長、オモダカです。

このカードを使った番の終わりまで、自分のポケモン全員は、ワザが使えない。(新しく場に出したポケモンもふくむ。)

自分の山札から基本エネルギーを2枚まで選び、自分のポケモン1匹につける。そして山札を切る。

 

手貼り以外にエネルギーを2個つけられるというツヨツヨカード。そのデメリットとしてそのターンはワザが使えなくなります。
ワザが使えないだけでターンが終わるわけでは無いのがポイント。

このカードが向いているのは
・エネをたくさんつける必要があるデッキ
・多色デッキ
 ⇒通常多色のエネを付けるのは難しいが、オモダカは好きなエネを付けられる
・ワザを撃たないターンがあるデッキ
などですね。

 

一方、「ワザが使えない」というデメリットを活かすためには
・番が終わる強い特性を使う
・ワザを使わず特性で相手の足止めを狙う
等が考えられます。

 

番が終わる強い特性を使う

使うと番が終わる強い特性は、大きく分けて①手札補充・リフレッシュ、②エネルギー加速の2種類があります。

 

①手札補充・リフレッシュできる特性を持つポケモンは、ロトムVやザマゼンタVです。

ロトムV

【特性】
そくせきじゅうでん
自分の番に1回使えて、使ったなら、自分の番は終わる。自分の山札を3枚引く。

 

ザマゼンタV

【特性】
おうじゃのかまえ
自分の番に1回使えて、使ったなら、自分の番は終わる。自分の手札をすべてトラッシュし、山札を5枚引く。

 

他にもニンフィアVの特性やコトブキムラも番が終わる代わりに手札補充・リフレッシュすることができます。

 

②エネルギー加速ができる特性を持つポケモンは、ザシアンVやリーフィアVです。

ザシアンV

【特性】
けんのほうこう
自分の番に1回使えて、使ったなら、自分の番は終わる。自分の山札からエネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。そして山札を切る。

 

リーフィアV

【特性】
りょくかさいぼう
自分の番に1回使えて、使ったなら、自分の番は終わる。自分の山札からエネルギーを1枚選び、自分のポケモンにつける。そして山札を切る。

 

この他にもポケモンGO収録のカメックスの特性や、あとだしターボでもエネルギー加速をすることができます。

 

オモダカを使用する際にはこれらの特性を使用し、デメリットを軽減したいですね。

 

 

オモダカをうまく使えるデッキの例として下記を挙げましたが具体例を見ていきます。

・エネをたくさんつける必要があるデッキ
・多色デッキ
・ワザを撃たないターンがあるデッキ

 

エネをたくさんつける必要があるデッキで最初に思いつくのがディアルガでしょうか。

デッキコード:PnNNnn-WDHpUv-nNgNQ6

 

じゃんけんに勝っても後攻を選択し、後攻1ターン目に手貼り+オモダカ+けんのほうこうでディアルガVに4エネつけます。オモダカはルミナスサインで持ってくる想定のため最低限の2枚です。

 

当然次のターンにディアルガが狙われるのでバトル場にはディアンシーを出します。逃げエネを切っている余裕は無いので入れ替え札を多めに入れています。
1枚投入のポケモンが多い&ディアンシーは2体欲しいのでサイド落ちケアとしてヒスイのヘビーボールを入れています。

 

順調にいけば後攻2ターン目の手貼りで5エネになりスタークロノスを使えます。2体目が育つまでに時間がかかるため、回復ギミックとして「かがやくアマージョ」「結晶の洞窟」「たべのこし」を入れています。

 

後攻1ターン目にバトル場をディアンシーではなくディアルガVでターンを返し、多少のダメージを負ってしまったとしても、70回復できるようになっています。
スタークロノスで相手ターンを返すことができればさらに+70の合計140ダメージを回復できるようになっています。

 

 

多色デッキの代表例として、ヌメルゴンデッキを紹介します。

デッキコード:SpEM2y-mXoPxE-EXpyy2

 

現在のヌメルゴンの相棒にはよくアルセウスVSTARが採用されており、トリニティノヴァでエネルギー加速するのが主流です。
アルセウスにダブルターボをなかなかつけられず、VTARパワーの枠をスターバースに使ってしまうため、モイストスターを使用することができませんでした。

 

一方オモダカでエネルギー加速する場合はモイストスターを使用することができます。ヌメルゴン以外のVポケモンをベンチに置きたくないため、オモダカをMAXの4枚投入しネオラントでは無くポケギアでオモダカを探します。
HPの低いVの段階で倒されないよう、ヌメルゴンは1ターン目に2体出しバトル場ディアンシーで守り、2ターン目に両方進化させるのがコツです。

 

ディアルガのデッキ同様耐久寄りの構築ですが、ポケモンのどうぐには「こだわりベルト」を採用し、Vポケモンに多いHP220のラインを超えるようにしています。
代わりに回復グッズとして当たりつきアイスを採用しています。

 

 

ワザを撃たないターンがあるデッキと言えばディンルーデッキです。

デッキコード:RX2SEy-LEPlwY-UyMppy

 

現在のディンルーデッキは、イキリテイクで闘エネトラッシュ⇒ディノクライでエネ加速し、次のターンから攻撃に入る構築となっています。
悪くは無いのですが、ボスで2体目のディンルーが呼ばれたりすると逃げエネが重いため身動きできなかったり、1体目のディンルーが倒された後の2体目のディンルーのエネが足らず棒立ちになることがありました。

 

オモダカでバトル場のディンルーにエネ加速することができるので、ディノクライで2体目のディンルーやコライドンそのものにのエネルギー加速することができ、弱点であった2体目の準備の遅さをカバーすることができます。

 

エネルギー問題が解決するため、ポケモンのどうぐの枠を学習装置に割く必要が無くなり、代わりに勇気のお守りを入れることができるようになります。ディンルーに付ければHP290となり一撃ではそうそう倒されなくなります。
相手を事故らせてターンを稼ぎたいので、ジャッジマンを3枚入れています。

 

 

以上が、オモダカの考察及び採用デッキレシピになります。
こういう新規の面白そうなカードは、工夫してデッキで使ってみたくなりますよね。黒炎の支配者発馬後のジムバトルの優勝ツイートを見るのが今から楽しみです。

 

 

余談ですが、オモダカはスカーレット/バイオレットシリーズの中でかなり好きなキャラクターです。
公表はされていませんが、キャラクターデザインはイラストレーターの竹さんだと思われます。過去作で言うとスイレンやルリナをデザインされた方で、特徴的なデザインをされるので好きです。(刀語シリーズも好きです)

 

また、オモダカのSARは既に公開されております。

ミステリアスな雰囲気が伝わってくるイラストで素敵なのですが、RのイラストレーターがKirisakiさんなのでSRのイラストもKirisakiさんと思われるため、自分としてはSRのイラストも気になります!

 

 

オモダカの相棒と言えば、クエスパトラとミガルーサ・・では無く、ドドゲザンとキラフロルですよね。良ければこちらの記事も読んでみてください。

peacok02-pokeca.hatenablog.com

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