ポケカログ

ポケカにハマっている30代がデッキの回し方やカードについて語ります。たまにポケモングッズの話も

黒炎の支配者収録のドドゲザンについて考えてみる

7/28発売の新弾「黒炎の支配者」で面白いカードが収録されます!

ワザ
鋼 うちとる 
相手のバトルポケモンにダメカンが4個以上のっているなら、そのポケモンをきぜつさせる。

鋼無無 だいせつだん 140

上のワザが優秀で、相手のポケモンがVMAXポケモンだろうと2進化exポケモンだろうと、ダメカンが4個以上のっていればきぜつさせることができる大逆転ワザです。

 

似たような効果のワザをもつポケモンは過去にもいました

GXワザ
悪 デスカウントGX 
相手のバトルポケモンにダメカンが4個のっているなら、そのポケモンをきぜつさせる。

 

VSTARパワー
超 カゲロウスター 
相手のバトルポケモンにのっているダメカンが4個なら、そのポケモンをきぜつさせる。

 

ワザ
超無 くなんのたたり 
相手のバトルポケモンにのっているダメカンが9個なら、そのポケモンをきぜつさせる。

 

イベルタルGX・ヒスイバクフーンVSTARはそれぞれGXワザ・VTARパワーという対戦で1度しか使えないワザとして持っており、ムウマージは2進化ですが2エネ&ダメカン9つという調整しづらいダメカン量でした。

3匹ともダメカンの数の指定があり、そのままワザを使うだけでは指定量をオーバーしてしまうことが良くあったのですが、今回は"4個以上"という記載のため通常のワザによるダメージでも条件を満たすことができる点が魅力的です。

2進化というのがやや難しいですが、エネルギーは1つで良いのでエネ加速を考える必要が無いのは楽です。

 

さらにこのドドゲザン、なんとレアリティU(アンコモン)なんですよね。てっきりRかと思っていました。
スカバイシリーズになってRのカードが出にくくなったのですが、Uなら簡単に集めることができます。

 

今回、このドドゲザンを使ってデッキを組んでみました。

デッキコード:VdFkkb-0yS96n-kkkFkf

 

 

■各カードの採用理由

普通に2進化ポケモンを立てようとすると3ターンかかるため、「ふしぎなアメ」を使って2ターンでドドゲザンを準備します。その「ふしぎなアメ」を確定サーチするためにグッズを持ってこれるペパーを3枚入れています。

自分の山札から「グッズ」と「ポケモンのどうぐ」を1枚ずつ選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。

ペパーで持ってくるグッズですが、後攻1ターン目はバトルVIPパス、それ以外のターンはドドゲザンorハイパーボールが手札にあるならふしぎなアメ、アメが手札にあるならハイパーボールを持ってきます。

 

今までの2進化デッキではペパーで「ふしぎなアメ」と一緒に持ってくるポケモンのどうぐの候補に良いカードが無かったのですが、このデッキにはぴったりなカードがあります。

ドドゲザンと同じく「黒炎の支配者」に収録されるリベンジパンチです。

このカードをつけているポケモンが、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを4個のせる。

このデッキは非エクのポケモンを並べるため、相手のワザで1撃で倒されやすいです。
このカードが発表される前はゴツゴツメットを入れること考えていましたが、このデッキではダメージを受ける≒きぜつのため、迷わずこちらにしました。

 

ドローサポートには博士の研究ではなくシロナの覇気を採用しました。

自分の手札が5枚になるように、山札を引く。前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつしていたなら、8枚になるように引く。

リベンジパンチと同じで「きぜつ」の条件を満たしやすいこと、ふしぎなアメをトラッシュしたくないことが採用の理由です。

 

こういうデッキでは、中盤まれに手札が消費できないカードばかりになり、どうしようもできなくなることがあります。

【イメージ】
場に既に大口の沼が出ている&ヒスイダイケンキVがいない状態でこんな手札


シロナの覇気を使っても現在の手札が多いためあまり状況は変わりません。
こういう状況に陥った時のためにナンジャモを3枚入れています。ふしぎなアメなどの、今は使わないがトラッシュすると後々の展開に困るカードを山札に戻すことができるため非常に助かります。

 

このドドゲザンデッキ、VMAXポケモンやexポケモン主体のデッキには強いのですが、非エク主体のデッキが苦手です。

非エク相手には中間進化のキリキザンで戦います。

ワザ
鋼 しかえしぎり 30+
自分のベンチの「コマタナ」全員にのっているダメカンの数×30ダメージ追加。

鋼無無 スライスブレード 90

鋼エネルギー1つで使える「しかえしぎり」が優秀です。
ドドゲザンのワザの条件を満たすために入れている「大口の沼」の項は自分にも働くため、場に出すコマタナにもダメカンが乗りやすくなります。

大口の沼の効果でダメカンが2個のったコマタナが1匹いると90ダメージ、2匹いると150ダメージと非エクのポケモンを相手にするには十分なダメージ量が出ます。

中間進化のためデッキには1枚しか入れていないので、倒されたら「すごいつりざお」で山札に戻してあげる必要があります。

 

 ■悩んだ結果、デッキに入れるのをやめたカード

ボウルタウン


非エクデッキのテッパンスタジアム、ボウルタウン。
ドドゲザン・キリキザンのワザと大口の沼の効果がマッチしまくっているので、今回のスタジアム枠はボウルタウンに譲りました。

ポケモンの展開はバトルVIPパス頼りにしたため、デッキの枠がキツキツになってしまいました。

 

ルチャブル


お手軽のダメカンばらまき特性。
①非エク主体のためベンチに余裕があまり無いこと、②ダメカンが1つのったところで"4つ以上"の条件を満たす手間にはほとんど差が無いことから採用を見送りました。

 

 

■まとめ
ドドゲザンはジャイアントキリングができる面白いカードだと思います。
ペパーで持ってくるのに適したポケモンのどうぐも出たので、そこそこ活躍するんじゃないでしょうか。

1つ残念な点を挙げるとすれば、スカーレットexに収録されているドドゲザンとのシナジーが無いことです。

 

新弾「 黒炎の支配者」に収録されるカードについてはコチラでも記事を書いているので、よろしければ読んでみてください。

peacok02-pokeca.hatenablog.com